moonlight

やほ☀️
今回はやっとこさmoonlightの解説をするよ。

moonlightのリリックビデオが出た時から皆が色んな考察をしてくれて色んな視点で捉えてくれてたね。今回は私なりの意味を伝えるけど、あなたがこの曲から感じてたことは何一つ間違いじゃないからそのままの解釈でいてね。

まずLIVEの時や配信でも何度か言ってるんだけど、この曲は私からゆりうどんに対してのメッセージソングです。そして、私たちの未来への歌です。
実はmoonlightの作詞コンセプトだけはゆりうどんから伝えられていました。(だってグループの代表曲となるものだから明確にコンセプトがわかるものがいいよね〜!)そして、ぺぴ戦は他のグループがしていないようなことをしたいと考えた時に進むと決めたコンセプトが《ユーロビート×和風ノスタルジック》でした。(かっこいい!)このコンセプトと楽曲をもとに私らしさを入れるにはどんなテーマを伝えたいかなって考えた時、結構すぐに答えは見つかりました。ゆりうどんへの愛です(笑)
やっぱり中学生から仲良くしてくれてすれ違いも喧嘩もたくさんあったけど、それでも隣にいてくれるゆりうどんには感謝しかないんです。だから、ここで2人で新しいことを始めるには感謝やゆりうどんへの想いを決意にしたいなと思って。だから選びました。

ただ、テーマはすぐに決まったけど歌詞考えるの私の中では時間かかりました(笑)古典の勉強はしていたけど調べれば調べるほど出てくる。その中で自分の心情にぴったりなものを選ぶのが大変!でもその時の素直な気持ちで選んだ和歌や紡いだ言葉たちだから妥協も改善もありません。

moonlightは上から一つずつ解釈していくと時系列に沿ってるはずです。

≪嘆きつつひとり彷徨う夜の
明くる間いかに久しきものか≫
これは右大将道綱母の歌を参考にしました。
語訳〈嘆きながら1人で孤独に寝ている夜が明けるまでの時間はどれだけ長いのだろうか〉
ぺぴ戦の始まる前の私ですね。新生活の始まり、環境が良くも悪くもガラッと変わって誰かに頼っていてはいけないんだと感じる日々だった。

《今宵の天 雲りなき吾君の瞳
映る光 目を澄ますのは誰?》
不安な昨日とは違って、今目の前には希望に満ちた目で語るあなたがいて、その輝きを無碍にすることなんて誰ができるの?

《月影も 見し春の夜の 夢ばかり
霞に曇る あけぼの空》
これは本居宣長の和歌を引用。少し違う部分は私なりの解釈。
〈月の光もまた、先ほど見た春の夜の夢と同じ程かすかに、霞のうちに残っている、曙の空よ。〉夜明けって寂しいイメージもあるけど、基本イメージは新しい物事の始まりだと思って、あけぼの空っていう言葉が自分にぴったりでした。

《思い出はまた巡りて鮮やかに変わる
着重ねた愛 折々の慈しみも
風の中で舞い散っていく 花びらと共に
一夜だけでもいいから 君のそばへ》
私たちの思い出は何度も繰り返して色んな感情を得てきた。その度に好きは増していくし、愛おしさは膨らんでいくの。私の中での愛情は膨らんでいくタイプかな。自分の夢に向かって進むゆりうどんと一緒に、今この一瞬だけでもいいからステージの上では皆と一緒にいたいなって想いが詰まってる。
私の中でゆりうどんは花と月。私は日で、花は光を浴びて輝くから照らす光になりたい。

《思い鎮み 過ちばかりの日々
悔ゆれども取り返せはしないから》
前回ブログで紆余曲折と言ったけど、本当に後悔することばかり私はゆりうどんにしてきて。それでも許してくれる情深さには頭が上がりません(笑)他にも色んなことで失敗してきたけど過去に戻ってやり直すことは不可能。それならそれもひっくるめて進むしかない。

《滝の音は たえて久しく なりぬれど
名こそ流れて なほ聞こえけれ》
これは大納言公任の和歌。
〈滝の流れる水音は、聞こえなくなってからもうずいぶんになるけれども、その名声だけは流れ伝わって、今でも人々の口から聞こえていることだよ。〉
私とゆりうどんの関係性は多分少し変わってて、めっちゃ遊んでたわけでもないし沢山会話したわけでもないの。それでもそばにいてくれる安心感と私を理解してくれてる信頼が好きの源かな。それは会わない間も変わらずに届いていたら嬉しい。それと、この歌がいつまでも変わらず皆の中にもあってほしい。

《思い出はまた巡りて時を駆け抜ける
淡く儚く揺れてる 裾を手繰り
鳥のように自由に空を飛び回れるのなら
一夜だけでもいいから 君のそばに》
また思い出は何度も繰り返して日々が過ぎていく。袖を手繰るは古典語で泣くこと。嬉しいこともあれば悲しいこともたくさんあった。もしも私が鳥のように空を飛んでどこに立って行けるなら、本当は一夜なんて言わないでずっとあなたのそばにいたいんだけどね。

《朝露に咲きすさびたる
つき草が垂れても袖は濡らさず》
朝露をうけて、咲き乱れている月草が垂れ下がってしまっても、もう泣かないで前を向いていけるように。
これはゆりうどんっぽいと思って書いたの。絶対泣かないじゃん(笑)私は泣き虫だから、強いなって。決意の深さがあるから、ゆりうどんにCEOと言葉としても大切にしてほしいなと思って。

《悲しいわけじゃないんだ君に巡り会えて
愛しさ溢るるほどに哀しいの》
これは私の1番の気持ちだね。古典語でかなしいという言葉をよく使うんだけど、現代語だとマイナスなイメージの方があると思う。でもかつては愛おしいかわいいという意味の方が強かった。ゆりうどんに出会ってから色んな喜怒哀楽を得てきたけど、悲しいなんて本当はこれっぽっちもなくてただ嬉しくて愛おしくて幸せなんだよ。

《思い出はまた巡りて鮮やかに変わる
着重ねた愛 折々の慈しみも
風の中で舞い散っていく 花びらと共に
一夜だけでもいいから 君のそばで》
全てをひっくるめて、私とゆりうどんの思い出。そして皆とぺぴ戦の思い出も巡り巡っていく。たくさんの愛を届けてたくさんの愛をもらって。花は散るのではなく舞うという言葉が私は大好きなんだけど、色んな季節の中で咲き誇る花たちと共に色んな季節を皆と、ゆりうどんと過ごしていきたい。


こんな歌です!!また長くなってしまった笑

歌詞には私の想いがたくさん詰まっているから、ほかの二曲もせっかくならその気持ちを共有していきたいので、見てね☺️

それじゃ次回!!ばいち!

p.s.アカウントは鍵にしてスタッフ垢として残るから安心してねぇ!



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